2025年 10月 29日
黒豆のエダマメ |

今朝から歯科医と内科医通いのダブルヘッダー。
歯科医院の同伴者席で40分間黙想しながら振り返っていた。奈良市内で生まれて、転々と移り住み、箕面に落ち着いて45年。その間の引っ越しの経験は11回。それぞれの地に思い出があって、懐かしい。五木寛之氏も転居を繰り返し、自身をデラシネ、根無し草と称されるが、私にもそんな思いがないわけではない。幼いころから付き合ってきた、思い出を共有する友人がいない。故郷は、と問われてても決め難いが、今なら熊が出てきそうな田舎に心惹かれる。国鉄職員だった父の転勤で、わずか一年前後しか暮らさなかった土地でも自然環境や暮らし、人間関係などが鮮やかに甦る。そんな思い出の地が12か所もあるというのは私の心の財産かもしれない。眠れない夜、そんな記憶を辿ったりするからますます目がさえるということがあるから、心の財産なんてええ格好してる場合じゃないこともあるが。
音訳の五木寛之著『林住期』著者が50歳で京都の大学の聴講生になった時、初めて学ぶ面白さを覚えたと書いているが、私にも覚えがある。40代初めで参加した古典講座で、高校の国語教師の指導の下、『源氏物語』や『今昔物語』、『宇治拾遺物語』などを読んだ日が甦る。20年以上続いたのが何よりの証拠!
by m1e2k
| 2025-10-29 18:46

