2025年 05月 26日
ハコネウツギ |

音訳の五木寛之著『生きるヒント2』華僑の言葉「落葉帰根」を教えられた。海外で成功をおさめたかっての華僑たちはあくまで自分が属しているのは中国本土であるという意識が消えなかったことを指す。新しい華僑は働いた土地に骨を埋める「落葉帰土」を目指すと。「落葉帰土」は、1昨日読み終わった池上彰著『50歳から何を学ぶべきが』に出てきた「人間、至る処、青山あり」に重なる。
図書館で予約した本が手に入らない時はうちの本棚から探してくるが、こんなに面白い、読み応えのある本、池上彰著『世界を変えた10冊の本』があったなんて思いもしなかった。夫は二度目になるが、私は初めてお目にかかる。もちろん夫は読んだことさえ覚えていない。10冊の本とは『アンネの日記』『聖書』『コーラン』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『資本論』『イスラム原理主義の「道しるべ」』『沈黙の春』『主の起源』『雇用、利子および貨幣の一般理論』『資本主義と自由』。この中で読んだ覚えのあるのは『アンネの日記』のみ。それも、ここで取り上げられたのは1965年のオリジナルの日記で、私が読んだのは父親による編集を経た初版である。西洋文化を理解するには『聖書』を読まなくてはと何度も挑戦したが、挫折の繰り返し。『沈黙の春』は有吉佐和子著『複合汚染」で紹介されたとあるが、『複合汚染』も読んだのに覚えていない。忘れるのも悪くない、何度も感動できるのだからと開き直り!
by m1e2k
| 2025-05-26 14:33

