2024年 04月 17日
ムラサキシキブ |

中村真一郎著『源氏物語の世界』で、『源氏物語』の紫式部や『蜻蛉日記』の道綱の母、『枕草子』の清少納言、『更級日記』の菅原孝標の女が親戚同士だったことを改めて教えられた。華やかな王朝文学を支えた女性たちに憧れるが、私は『今昔物語』のような説話文学のほうが興味を魅かれた。
朝刊の死亡欄に目が行っても年齢だけ探す。今朝は95歳と99歳で、何の根拠もないのにほっとする。心の片隅でまだ10年あるかといった思いがよぎる。これが80歳以下だと何となく慌てる。といっても、気分だけで、取り立てて行動を起こすわけではない。
明日82歳の誕生日を迎える。私のはかりごとでも無いのに、この美しい季節に誕生したことを自慢したくなる。とりあえず普通の生活が出来ることに感謝するが、老後がこんなに忙しいものとは思わなかった。といっても趣味の世界でのことで、百花繚乱のこの時期、草花に追われて絵筆が離せない。ここのところ、F3の画用紙を日に2,3枚消費し、好きなお絵描きでももう描きたくないと思うことさえある。この世の草花を描き終えることなど不可能なのに、残された時間と競争しているみたい。
by m1e2k
| 2024-04-17 11:38

