梅雨の始まりから咲き出し、梅雨の終わりに咲き終わるといわれるタチアオイだが、ここでも季節が前のめりしていることが分る。葬儀の夢を見た。喪服を和服にと云われ、数年前に断捨離していたから困っている、嫌な夢。昨夜思い当たることがあった。「日曜はダメよ」という映画があったが、ほんまに日曜は見応えのある番組がない、とぼやきながら見たのがMr.サンデー。癌で先立つ妻が夫に残した詩「神様7日間ください」を巡ってのノンフィクション。神様が最期に、元気な7日間をくれたならあれもしたい、これもしたい.....家族への愛に満ち溢れ、胸が熱くなった。忍び寄る自分の死を思わずにはいられなかった。私なら詩を残すほど冷静ではいられないだろう。それなのに、おめでたいことに、夢の中では他人(誰か分らないが)の死を弔っていた