朝、腰痛で起きあがり難かった。昨日の老人ホームの帰り、坂道を自転車で下っていた折、対向自転車を避けようとして石垣で左脚を打った。軽い痛みだけで外傷はなかったのに変な力が腰に入ったせいか。この時期はいつも「正月前」が浮かぶ。苦手な家事の総決算で主婦は元気でなければと。そこへ、起きてきた夫がストーブの前で着替えを始めたが、片脚をパンツに入れようとしてよろめき尻餅をついた。側のストーブに倒れていたら火傷か火事になっていた。ほっとした途端に夫婦で笑い転げた。「パンツや靴下を履く時は椅子に座るか、片手を支えなはれ。片脚で立てるなんて自信は年寄の冷や水!」と云いながら、老化をいつまで笑いものに出来るのかという心細さも忍び寄る